バトル×2 


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各種設定・ルール
*ネタバレを含みます。

■長期プログラム
2005年10月1日〜2005年12月31日までの三ヶ月間プログラム。
2006年1月1日になった時点で終了。終了時点での生存者全員が優勝者となる。参加選手が最後の一人になった場合は、三カ月を待たず、その時点で終了する。
長期のため、会場に設営されたスポットから物資を入手できるようになっているが、充分寮ではなく、通常プログラムよりもサバイバルの様相が強い。

■会場
京都府舞鶴湾に浮かぶ鎖島が会場。島内のほとんどを山林が占める。かつては林業の島で、製材所跡がある。

■禁止エリア
一般プログラムとは違い、禁止エリアは設定と解除が繰り返される。スポットのあるエリアは禁止エリアになりやすく、設定と解除が頻繁に行われる。
 


■兵士
プログラムの詳細記録のため、専守防衛陸軍兵士四名が特別選手として参加。よりリアルな記録のため、一年ほど前から転入生として有明中学校に潜入していた。一般生徒はただのクラスメイトだと思っている。積極的な戦闘は推奨されていないが、禁止されているわけでもない。
兵士の首輪と時計は特別製。首輪には小型ビデオカメラが内蔵されており、これで画像データを録っている。時計には本部からの指令が随時表示される。

専守防衛陸軍士官学校
大東亜共和国において兵科将校を養成する機関。宿舎は東京都内にある。1889年に現在の士官候補生制度となった。

■強制士官制度
政治犯や政治犯の血縁者に懲罰的に適用される制度。軍役忌避、自主退役は認められず、死罪となる。主に重要度の低い危険任務に携わる。即戦場や任務先に配置されるパターンと、士官学校を経るパターンがある。士官学校を出た者は、ある程度は昇級できるが、やはり危険任務に関わることになる。
プログラムに参加している兵士四人全員が強制士官制度による強制士官者。優勝時の報酬として、兵役免除か二階級特進が選べる。

■京都府洛南孤児院
国立孤児院。他の孤児院と同じく、兵士養成所と化していた。朔は二歳よりここで育った。

■里親制度
一般家庭で孤児を預かる制度。小額だが補助金も出る。監視の都合で、瀬戸晦と鈴木弦は同じ里親に育てられている設定になっており、一緒に暮らしていた。 
  

  

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