バトル×2 


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ネタバレ名簿
 
 
男子09 滝口朔 たきぐち・さく

 
男子10 中村大河 なかむら・たいが
■特徴
陸上部の短距離エース。明朗。やや幼い話し方。麻山ひじりに好かれていたが、気づいていなかった。世間ズレした滝口朔(主人公)のことを面白がっており、親しくしている。歳の離れた姉が一人いる。茶の入ったやや長い髪。丸い大きな瞳。瞳の色は鳶色。
■交友関係
滝口朔 崎本透留 碓氷ヒロ 名河内十太 他のクラスメイトとも概ね親しい。
■加害
滝口朔(打撲)
高木航平(死亡)
矢崎ひろ美(死亡)
碓氷ヒロ(死亡)
■被害
■主な経過・後書き
プログラム早々に朔と合流。初期は他の選手の死に冷淡な朔に憤っていたが、朔に変化が出、嬉しく感じていた。その反面、人の闇を受け入れつつある自身の変化に戸惑っていた。朔を助けるために高木航平を殺したが、朔が兵士であることを知り、激怒。朔と別れた。矢崎ひろ美、碓氷ヒロを殺害。自殺しようとしたが、凪下南美にとめられる。落ち着きを取り戻したころに、傷ついた朔と合流。朔の最期を看取った。迷いもあったが、南美と最後の一ヶ月を二人で生き抜いた。

NO2ポジションの生徒でしたね。主人公の称号は朔に与えてますし、大河も朔の話を回す視点の一つからは逸脱しないようにしましたが、彼にも背負ったストーリーがありました。殺し手と善良な生徒の役割が交差して入れ替わる、これがしたくて碓氷ヒロと中村大河を作ったんですよね。前半は添え物だった彼に与えられる話が次第に厚みを増していく感じも楽しんでいただけたら幸いです。優勝し、ぶどうが丘高校へ進学することにしたようです。その後のお話はまた別のお話。
 
男子11 名河内十太 なごうち・じった ■死亡
■特徴
バスケットボール部に所属。一年のときは吹奏楽部に、二年のときは陸上部に所属していた。多趣味で、付き合いも広い。問題があって転部したわけではないので、吹奏楽部や陸上部のメンバーとも今でも親しい。それは全て「刺激」を求めてのことで、交友そのものには興味は無い。そのことに気がついているのは、幼馴染の西塔紅実だけである。
独特の逸話や情報を交えた話し方をする。
すらりとした長身。オーバーオールに厚手のトレーナー。切れ上がった瞳に、通った鼻梁、浅黒い肌。やや短い黒髪を整髪料で立てており、形の良い額があらわになっている。
■交友関係
佐藤慶介(バスケ部) 鈴木弦(バスケ部)中村大河(陸上部) 碓氷ヒロ(吹奏楽部) 崎本透留(吹奏楽部) 三上真太郎 山本友哉(バスケ部) 五十嵐速人 西塔紅実(遠縁・幼馴染)
■加害
水嶋望(殺害)
桐神蓮子(殺害)
瀬戸晦(殺害)
滝口朔(殺害)
■被害
碓氷ヒロ(傷害)
瀬戸晦(傷害)
滝口朔(死亡)
■主な経過・後書き
碓氷ヒロの本性にはプログラム前から気づいていたため、西塔紅実に警告する。ヒロに襲われ逃げてきた風を装い、油断した水嶋望を殺害。実際に襲われてはいたが、途中で言いくるめ、行動を共にしていただけだった。その後はヒロと一緒に徳山愛梨を保護するなど、殺し手としては動いていなかったが、ヒロの死亡により自身が「クロ」となることに決め、桐神蓮子、瀬戸晦を殺害。その後、朔も襲い、相討ちとなる。
マシンガントークのネタを考えるのは大変でしたが、書きやすい生徒の一人でした。このタイプが好きなんでしょうね。実は、ヒロと十太の退場順が逆の案(大河に殺されるのがヒロではなく十太)もあったんですが、オリバト3が静馬一人が殺し手な形だったので、違いを出す意味もあって、最後は十太が動く案を取りました。
   
男子12 馬場賢斗 ばば・けんと ■死亡
■特徴
制服姿 小柄で大人しい。学業成績は非常に優秀。
■交友関係
瀬戸晦。プログラム中に桐神蓮子と親しくなり、関係を持つ。
■加害
桐神蓮子(傷害)
■被害
桐神蓮子(傷害)
凪下南美(死亡)
■主な経過・後書き
Bスポット組。試験問題を8割正答しないと物資開放がないBスポットで、回答役を担った。桐神蓮子の計略で、教主然とした立場に。次第に態度が不遜になっていった。プログラム中に桐神蓮子と関係を持つ。Bスポット崩壊、蓮子に騙されていたと知り激怒、蓮子を襲うが返り討ちにあう。その後、南美に止めを刺される。
蓮子の傀儡でした。悪い意味での変化を遂げた生徒でしたね。
 
男子13 間刈晃次 まがり・こうじ ■死亡
■特徴
三上真太郎らにからかわれていた。
凪下南美に恋心を抱いていたが、釣りあうはずもないとヒロにも隠していた。
制服姿。陰気な性格に容貌。そのことを恥ずかしく思っていた。自身を変えることが出来ないでいたが、少しずつ成長していきたいと考えていた。
■交友関係
碓氷ヒロ ほとんど唯一親しく話すクラスメイト。明るく朗らかな彼のようになりたいと思っていた。
■加害
■被害
碓氷ヒロ(傷害)
滝口朔(死亡)
■主な経過・後書き
友人だった碓氷ヒロに切られ、混乱。その後現れた滝口朔らを襲うも、返り討ちにあう。最期は朔らを煙に巻くだけの強かさをもてた。
初期案では単純な混乱者として死亡する予定でしたが、楽曲ペトルーシュカと絡めたことで、大分方向性が変わりました。碓氷ヒロや三上真太郎たちのキャラクターを深めるためのポジションでもありました。
 
男子14 三上真太郎 みかみ・しんたろう ■死亡

乱暴な振る舞いも多いが、せいぜい夜遊びや外部との喧嘩程度だったので、男子生徒間には溶け込んでいた。仲間うちではリーダー格。両親がいわゆる『モンスターペアレンツ』で学校に様々に要求していることを苦々しく思っており、同じく親で苦労している桐神蓮子のことが気になっていた。
背が高く、がっしりとした身体つき。彫りの深い、整った顔立ち。
■交友関係
山本友哉 五十嵐速人 崎本透留
■加害
■被害
桐神蓮子(死亡)
■主な経過・後書き
Dスポット占拠組。桐神蓮子の勧めもあり、Dスポットを占拠。その後、彼女が仕掛けた土砂崩れにスポットごとのまれ、死亡。
このプログラムへの関わり方のパターンの一つ、「物資を独占しようとする者」でした。土砂崩れなど、このプログラムを書くに当たって書きたかった話を複数背負った生徒でしたね。結局、桐神蓮子への思いは何だったんでしょうね。はっきりさせたくなかったので、決めずに書いていました。
 

男子15 山本友哉 やまもと・ともや ■死亡

バスケットボール部に所属していた。三上真太郎らと一緒になって悪さをしていた。仲間うちではやや気が弱い。
ひょろりとのっぽ。下着を覗かせた腰パンツ、大振りのスニーカー、ポロシャツに、キャップを目深に被っている。首には白金チェーンを何重にもかけている。
■交友関係
三上真太郎 五十嵐速人 佐藤慶介(部活) 鈴木弦(部活)
■加害
■被害
桐神蓮子(死亡)
■主な経過・後書き
桐神蓮子の勧めもあり、Dスポットを占拠。その後、彼女が仕掛けた土砂崩れにスポットごとのまれ、死亡。
三人組の中での識別のためという理由から、少し気の弱い感じになってます。普段は普通なのに、集団になるとたちの悪くなる人っていますよね。
 

 

 







 


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