バトル×2 


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ネタバレ名簿
 
 
男子01 安東涼 あんどう・りょう
■特徴
やや背が高い。艶のある黒髪を自然に流している。黒目がちなすっと切れあがった瞳。薄い唇。大人びた雰囲気。10歳の時に両親を亡くし、以来慈恵院(孤児院)で生活している。弟の佑介は官営の孤児院に送られている。
学校でも孤児院でも基本的に一人で過ごしていたため必要性が薄く、携帯電話を所持していない。
制服姿→黒地のジップアップシャツ
■人間関係
一人を好む。鮫島学とは交流があった。木多ミノルと同じ孤児院で生活しているが会話はほとんどなかった。
■主な戦闘
□加害 → 生谷高志(殺害) 佐藤理央(殺害) 筒井まゆみ(傷害→殺害) 西沢海斗(殺害)
□被害 → 筒井まゆみ(左顔面を剣山で負傷) 小島昴(右の腿裏を撃たれる。顔面を殴打される)
■武器
M3A1サブマシンガン
■主な経過・後書き
積極的にプログラムに乗っている。優勝者に与えられる生涯補償がのぞみ。離れ離れになっている弟と二人で暮らしたいと考えている。
 
男子02 生谷高志 いくたに・たかし
■特徴
丸顔、童顔で、小柄。健康的で活動的な雰囲気。毛先を整髪料であちこち跳ねさせている。
制服姿。
■人間関係
野崎一也、鮫島学、矢田啓太郎、坂持国生らと親しい。尾田陽菜のことが好きだった。陽菜の友人の渡辺沙織がひそかに好いていたらしい。陽菜をいじめていた佐藤理央らのグループとは険悪だった。
■主な戦闘
□加害
□被害 → 安東涼(死亡)
■武器
ヌンチャク
■主な経過・後書き
「少年漫画の主人公」なイメージで書いていました。あまり仲の良くなかった理央を守ろうとして死亡。高志らしい最期かなと思います。
 
男子03 加賀山陽平 かがやま・ようへい
■特徴
クラス一の巨体。ばさっとした前髪が目にかかっている。
地味でおとなしい。映画が趣味でその縁で西沢海斗と親しくなった。
制服姿。
■人間関係
西沢海斗と親しい。彼の友人たち(三井田政信、但馬亜矢、野本眞姫)らとも交流があった。
写真部の二人(中村靖史・藤谷龍二)とも親しい。
■主な戦闘
□加害
□被害 → 吉野大輝(死亡)
■武器
バスタオル
■主な経過・後書き
吉野大輝の自爆に巻き込まれる形で死亡。元版はほとんど出番ありませんでしたが、今回キャラクターをつけてあげることができました。
 
男子04 木多ミノル きだ・みのる
■特徴
中背のひょろりとした体躯に、にきび痕が目立つほほ、二重のはっきりとした瞳、額に落ちる前髪。生後すぐに繁華街に捨てられ、保護された。以降は慈恵院(孤児院)で生活している。同じ孤児院で生活している安東涼とは距離を置いていた。
周囲の人間の何かしらを羨ましく、妬ましく思っていた。
■人間関係
素行の悪いグループの一人。楠悠一郎の使い走りをしていた。
■主な戦闘
□加害 → 野本眞姫(殺害) 鮫島学(傷害)
□被害 → 坂持国生(威嚇) 三井田政信をかばう形で死亡
■武器
ボウガン
■主な経過・後書き
三井田政信をかばう形で、自身が仕掛けたトラップに掛かり、死亡。ほぼ元版通りですが、香川美千留(元版では香川しのぶ)殺害は鮫島学に移動しています。その代わり、結城美夜を目撃するシーンを追加。
   
男子05 楠悠一郎 くすのき・ゆういちろう
■特徴
素行が悪い。がっしりとした長身。彫りの深い整った容貌。
■人間関係
羽村京子や使い走りの木多ミノルと悪さをしていた。
坂持国生や藤谷龍二をからかうなど、クラスメイトにも粗雑に接していた。
■主な戦闘
□加害 → 坂持国生(傷害)
□被害 → 坂持国生(死亡)
■武器
探知機 他の選手の位置を把握することができる。死亡者と生存者の区別もつく。10回の使用制限がある。
■主な経過・後書き
坂持国生を殺そうとし、返り討ち。シーンや動きは元版と同じです。欲望に正直なところは嫌いじゃないですね。羽村京子に尻に敷かれていたエピソードが増えています。
   
男子06 小島昴 こじま・すばる
■特徴
華奢で小柄。肩のあたりまで伸ばした長髪。嗜虐的な性格。
制服姿。
■人間関係
万引きを目撃した藤谷龍二をいいように使っていた。恵まれている西沢海斗のことを嫌っていた。
いわゆる『ぼっち』だった。藤谷龍二とは本当は友だちになりたかったが、自身の不器用さからうまく関係を作れていなかった。一人でも毅然としている安東涼にあこがれていた。
■主な戦闘
□加害 → 木沢希美(殺害) 中村靖史(殺害) 藤谷龍二(殺害) 安東涼(傷害)
□被害 → 矢田啓太郎(傷害) 黒木優子(死亡)
■武器
ダイバーズナイフ
■主な経過・後書き
元版ではかなり空気な生徒でしたが、改訂版ではお話をつけてあげることができました。彼のもどかしさを感じていただけたら嬉しいです。『ぼっち』としては軽いほうになるんでしょうか。会話自体は問題なくできるけど、友だち関係は作れないタイプのぼっちさんです。
安東涼の掘り下げ役でもありました。
 
男子07 坂持国生 さかもち・くにお
■特徴
小柄で華奢な体躯。身体が弱く、青白い肌。心臓に疾患を持っている。貧弱な身体を気にしてスイミングスクールに通い、暇さえあればトレーニングをしている。
香川県出身。父親はプログラム担当官をしていた(原作の坂持金発)。母は香川にいるが、叔母の元から神戸の病院に通っていた。
制服姿。
■人間関係
野崎一也、生谷高志、鮫島学、矢田啓太郎らと親しい。中でも学と親しい。写真部の中村靖史とも親しかった。
楠悠一郎らには身体のことをからかわれていた。
■主な戦闘
□加害 → 楠悠一郎(殺害) 木多ミノル(威嚇)
□被害 → 楠悠一郎(傷害) 
■武器 
サムライエッジ(銃)
■主な経過・後書き
   
男子08 鮫島学 さめじま・まなぶ

■特徴
クラス委員長。少し茶の入ったベリーショート。細身フレームの眼鏡をかけた、理知的な佇まい。合理的な思考ゆえ、他人を突き放すような物言いをする。禁止されている海外サイトへのアクセスへの咎で思想統制院送りになったことがあるが、懲りていない。
成績優秀、運動神経もいい。それゆえ三年までは他人を見下すような態度が目立っていた。三年になってから同じく統制院送りとなった経験がある一也と親しくなり、少しずつ人当たりが良くなってきている。
制服姿。
■人間関係
野崎一也、生谷高志、矢田啓太郎、坂持国生らと親しい。
制服姿。
永井安奈のことが気になっていた。
■主な戦闘
□加害 → 香川美千留(殺害)
□被害 → 木多ミノル(右腕)
■武器
時限爆弾入りティディベア
■主な経過・後書き
実はもともとプログラムに巻き込まれたら乗るつもりで、身体を鍛えるなどしていた。決心していた通り美千留を殺したが良心の呵責も感じている。ミノルに襲われ、身体が動かなかったが、坂持国生に助けられる。
   

 
















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