バトル×2


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後書き

*オリバトのネタバレを含みます。

 まずは、読了感謝です。長いお話に最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
 途中、1の改稿を挟みましたが、結局完結までに一年半以上かかりました。長いですね(^^:
 いつもメールやBBSに感想を下さっていた方々、ROMってて下さっていた方々、ありがとうございました。励みになりましたです。
 1)優勝者の心理状態とその周囲の人間の苦悩。 
 2)「優勝者は一人生き返らせる人間を選ぶことができる」ことにまつわる話 
 2を始めた頃に日記に書いた「2でやりたいこと」です。プログラムを描くことはもちろんですが、この二つをプログラムに絡めつつ入れ込みたいと思ってました。なんとか方向転換なく完結することが出来ました。色々描けて大満足です。
 プログラムは誰かが優勝するまでのドラマを中心に描かれますが、優勝してからのドラマも山アリ谷アリで、書きがいあるだろうな、と思い、始めたオリバトです。大変な部分もありましたが、予想していた以上に楽しくやれました(人死にを描くので楽しいというとまずいのかもしれませんが)。
 
 「蘇生」は主に真斗にかかります。僕は回復話が好きで。
 1は、プログラムの経験を経て同性愛者であることを受け入れて前に進んでいく、という感じで割合シンプルだったんですが、2は女性不信と壊れた家族関係の蘇生の二本なうえ、真斗の性質の変化もあったので、結局、真斗は「変化/不変」を掲げた1の一也よりも変化しました。
 真斗の姉の亜希子にも、「蘇生」はかかります。今回、亜希子サイド、外部のお話にもボリュームもたせました。彼女の変化にも注目していただければ幸い。
 まぁ、極端な変化は好むところではないので、1にしても2にしても、小さな前進だったり、核の部分はそのままだったりしますが。あと、全面解決! というのも好みじゃないので、一也にしても真斗にしても抱えるものは残ってたりします。
 またご意見ご感想いただけると嬉しいです。
 ではでは。ノシ


 
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